禁酒214日目 禁酒7ヶ月目でここまでの変化など

禁酒の方向性づけてくれた禁酒セラピーを見直して、やっぱりこの本がきっかけだった自分は卒酒とか断酒ではなくて、禁酒がしっくりくるなと思っています。

禁酒セラピーは最初何回か読んだ時に、酒を飲むことに利点は全くないという考え方を頭に定着させた感じでそれはそれで大事だったんだけど、

時間をおいて見直してみると、著者が禁酒を継続することで若々しく朝が目覚められる事を実感していて、

健康な体と精神が困難やストレスに対処できると書いている事にこれは大事な事だなと再認識をしました。非常に影響を受けています。

指示その2  自分の決断を絶対に疑わないことー失うものは何もないのだから

これも事ある毎に頭に浮かぶ。

 

 

禁酒60日目 酒のない2ヶ月 - 今日ものまない

最近の禁酒の記録を

 

・ 運動

ボクシングをスタートさせる、というのをまだ始めてないのはいかんなー

と思い続けて夏が終わってしまっているけど、これは生活が落ち着くまでちょっとペンディング

ジョギングは続けていて、夏もポケモンたちで溢れ返る公園を走った。

筋トレも朝一ジムという生活習慣にしたので、マシンの順番待ちもなく快適に筋トレができている。

31インチのパンツがムチムチしていた頃から29インチのパンツが緩いというところまで来たので、3年でウエストがマイナス8cmくらいになった。

腹回りに関しては、ここまで痩せたのは20歳の頃以来かもしれない。

相変わらず走ればキツいし運動疲れがサクッと抜けるって感じもないので、33歳なりの運動ペースでぼちぼちやっていければというスタンスで

 

・ 生活リズム

今は朝に週3ジョギング、週3マシーンというスケジュールでいるので、朝はやく起きて夜できるだけ早めに寝るリズムにしている。

夜遅くまで起きていてもポジティブな考えが浮かばなくなるので、朝早く起きて運動してすぐ仕事に入る、、というのが理想だけど自営準備始めたばかりの自分には朝一から取り掛かることもあまりないので、今はリズムを保つことを目標にしている。

食事は朝起きてパンを食べて昼食べて、夜食べたり食べなかったり、というのを無理せずにやる。

 

・ 酒を飲みたいか

今月末までは有給となり、毎日が日曜日!

という状況であれば以前の自分なら結構な量を飲んでいたと思うけど、それは今はないのは当然として、頭では理解しているんだけど、飲んじゃえば余った時間が埋まるな、とか考えてしまう自分もいる。稀にだけど。

退社にあたって内々で何回か送別会を開いてもらい、最後くらい飲んじゃえばと言われて正直揺らいだ、

でも酒を飲んだところで、生まれる連帯感なんてその場一瞬のことで次の日には消えて無くなるし、酒をやめてから最後まであいつは飲まなかったな、と言われて別れた方がここまでやり通している甲斐があったっていうもんなんで飲まなかった。

これからは安定的な収入がないという今までとは違う質のストレスに晒されるわけで、ネガティブな考えに支配されずに十分な体力で仕事にあたっていかなくてはいけない。

それって大人としてすごい当たり前の事だけど、健康や心の健康は気持ちの持ち方変えないと日々の慣れでどんどん失われていきますよね、そういう人は沢山見てきたし自分もそうだった。

 

・ 金銭面

今回自営を始めたきっかけの一つに、酒を飲まない生活を続けた事で自分の生活コストが見えてきた事がある。恥ずかしながら33歳で

今までは1ヶ月に何回飲みに行くか、飲みやタクシーでいくら使うかわからなかったから、給料日までに金が余れば飲みに行く回数が少なかった事と買い物をあまりしなかったくらいの認識だった。

この7ヶ月飲み屋には結構な回数行ったけど、自分のコントロールできる範囲での出費だったし、飲みに付随する栄養ドリンクとかまっったく買っていない、胃薬とかも

そして病気もしていないので病院代もかかっていない。

ウコンとかヘパリーゼとか視界に入らなくなったな。プロテインコンドロイチンは飲んでるけど。

 

ビールや酎ハイに対して距離をおく気持ちを持っていたので、夏は思ったより平気でした。飲んでも脱水症状が起きるというイメージが頭に植え付けられているので、水分補給と逆のことしちゃダメでしょ、みたいな。

今月末は飲まなくなって初めての旅行で、来月は飲みプレッシャーが強めな飲みがあり、これを乗り越えれば年末が見えるかな。

 

テレビ見てて、懐かしかっこいい曲だなあと思った

懐かしアーバン感 × 今っぽい良アレンジ 

最近変なメガネ流行ってるし80'S〜90'S前半感というのがいいのかな


Suchmos "STAY TUNE" (Official Music Video)

禁酒202日目 THA BLUE HERB という存在

録り溜めておいたパイレーツロックという映画を見た。

10代の頃悶々とロックを聴いていた人には必見の素晴らしい映画だった。

音楽系映画では僕のTOP5の4位に来ました。ロック好きはぜひ。

TOP5

1位 クレイジーハート

2位 ヒューマントラフィック

3位 ハイフィデリティー

4位 パイレーツロック

5位 あの頃ペニーレインと

バクマンも良かった。最近「日本で一番悪いやつら」「葛城事件」「シンゴジラ」と見に行ったけどどれも良かった。邦画最近面白いですよね。

 

 

酒をやめて運動している、というとストイックなんだね。

というような事を言われる事が多いけれど

いやいや、そのストイックという言葉は彼らの差す言葉とは全然違うから違いますよ

という事を思う。

 今の30代にとって日本語ラップというのは特別なジャンルだと思う。

小学生の頃DA・YO・NEと今夜はブギーバックが一斉を風靡して、m.c.a.tやグローブのラップがチャート番組やコンビニで掛かりまくっていた。

一方でアサヤンに様子の違う集団が出ていたり、夜中ラジオを聴いているとブッダブランドと名乗る英語混じりの日本語のラップが流れていたりしていた。

Dragon Ashが流行りだして、格好いいラップというのが認知されだして、ZEEBRAが悪そうな奴は大体友達という最強のパンチラインを残したことで世間一般にラップ表現の奥行きが広がった。

CDの視聴ができない当時、有名だというだけでラッパー達のCDを買い、ピンとこなくてもこれは自分の聞き方が違うのかなー、もう少し年取ればわかるようになるのかなーとか思いつつもたまに地元のクラブに行って遊んだりしていた。

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDなんかのラッパー達が雑誌に載って音源も格好いいみたいに思っていた当時には東京のシーンが全てだと思っていた。

THA BLUE HERBというグループの名前は雑誌やタワレコで知っていた。

彼らの音源を聴き始めてから今年で14年目になる。

初めて聞いた1stアルバムで彼らはこう言った

行動の前に諦めの言葉を書き溜めちまってるような奴は針を上げてくれ
ココで俺たちは今までお前に言わなかった事や
今迄お前に言えなかった事 とにかく言いたい事全て言い切る
全ての音楽に感謝を捧げながら
あえてスタンツブランツヒップホップのスタンスでルネッサンスを起こすんだ

 

生まれた国や、住んでる街や、コネが勝敗を分けることは何度もあるだろう
だがな覚えとけ俺達は、北の片隅で仲間を集めて愚痴を並べて
そんな身の上を酒で流すような真似はしない
北の本物は言い訳や負け惜しみを堪えてやるべきことをやるんだよ

 

ラップはとにかく他のラップとは違うし、トラックは訳わかんないけどヤバい雰囲気がブリブリしているという引っ掛かりからハマりだして、聴き込んで聴き込んで気付けば彼らの言う札幌、平岸まで行き札幌の地下のクラブまで辿り着いていた。その北海道の旅から自分にとって札幌が特別な街になった。

彼らの音源は他のミュージシャンとは一線を画す内容だった。

MCのBOSS THE MCはネパールの路上の売人の物語や、自分達の売れない時代を宮沢賢治の詩と重ね合わせ、マヤコフスキーの革命の詩から着想を得て、時にイデオロギーの対立や歴史をラップして、ハウスミュージックで踊る絶頂の瞬間を描写する、そしてベースに歌っていることはHIPHOPのルールで勝ち上がり方や生き方を歌っている。

という。20歳頃の自分では内容が巨大すぎて、理解するという事では聴ききれていなかったけど、若い頃自分探しの真っ最中には、ともかく、音源を聴きまくった。

彼らは自分達の立ち位置を行くも地獄引くも地獄の泥沼と定義して、足掻き、挑み、探すだけだと歌う。

異端と言われていた彼らがストイックに自分たちと自分たちが目指す音楽に挑み続け、果てしない練習を経て、最近のワンマンのライブでは3時間弱ラップして、出音、ライト、PAノーミスでやり遂げる。

14年前に有名だったラッパー達はごく一部を除いて表舞台から姿を消していった。

ショービジネスは上がり下がりの激しい業界だけど、彼らは評価を高め続け生き残っている。異端な音楽が長い時間と努力を経てその業界の中に居場所を作り確固たるポジションを確立したのをリアルタイムで見た。

 

最初に聴き始めた頃から芯はブレずにやるべく事をやり、やるべき事をやるかやらないかは自分次第だと訴える

今回の酒を止めた事や、脱サラ、自分の中での挑戦をしようとする時に彼らが発してきたメッセージやフレーズが頭に湧き上がる

 

 きれい事だけじゃ続けられねえ まぐれは何度も起こるわけねえ

空きっ腹じゃチャンスは待てねえ 暮らしは続く明日は果てねえ

明後日になればこのはした金は跡形もなくただ消え去るだけさ

伊達や酔狂お遊びはやめだ あがき 挑み 探すまでさ

 

 

16年前の夏、彼らはここにいた。


THA BLUE HERB

 

禁酒160日目 これもまた酒をやめたからこそ

 

毎日電車を使っていると酒の広告が多いなあと思うことしきり。

僕は飲酒していた時からストロング系の酎ハイと第三のビールは数えるほどしか飲んだことがなかった。味もデザインも悪いし酔い方が嫌いだった。

電車の広告ではその辺が多いので、飲酒欲求に結びつくことが全くない。

安酒の提示する広告世界に感化されてその世界に浸ろうとする人は人生もったいないなあと思う。

 

酒をやめて素面で過ごす時間が増えた。

素面で過ごす時間が増えたことで、運動をするようになった。

運動をする事で肉体的なストレスが少なくなってきた。

肉体的なストレスが減ったことで精神的なストレスも減らそうと思うようになった。

という事で脱サラします。

10月から身一つで仕事して、人生の目標を達成したい。

自分しかいないから、健康に人一倍気をつけなきゃいけないし、

これから死ぬほど頭を使わなきゃいけないのでこれ以上馬鹿になりたくない

だから酒は飲みたいとかじゃなくて、飲めない

やめられる事のなかった酒をやめて、友達の後を追っかける少年だった自分が仕事独立してみようなんて少し前まではつゆほども考えていなかった。

なんていうか。こうなる人生の不思議が楽しい

 

 


Dobie gray- drift away

 

Oh, give me the beat boys and free my soul
I wanna get lost in your rock and roll and drift away
Oh, give me the beat boys and free my soul
I wanna get lost in your rock and roll and drift away

  

禁酒116日目 My 2016 Summer Song

 

最近読んだ本

不毛地帯

新世界より

天使の囀り

粘膜人間

 

友達からキンドルごと借りて入っていた本を色々みてたんだけど、酒飲まないと読書できる量が違いますね。

不毛地帯は熱かった。物語の面白さと政治力の力学的なところに熱くなった。あと二周は見たい。

新世界よりは設定と展開も面白かったし藤子・F・不二雄『流血鬼』的なテーマがまたよかった。

読書熱が盛り上がってきたのは久しぶりだなー、この3年くらい小説はほとんど読んでなかった気がする。酔うことがないから長めのものを読んでも読書が途切れない

こうやって酒を飲まないメリットを一つずつ実感して酒から距離を離れるようにしよう

 

今も変わらず仕事とジョギングと筋トレの日々。鍛える続けるを繰り返し続ける。

今までブルートゥースのイヤフォンを使っていたけど、30分超えて走っていると、イヤフォンと耳の穴の間に汗が溜まり、途中から聞こえなくなってしまう事が多かったので、耳掛けタイプを購入。初ゼンハイザー

1万円ちょっとのスポーツ用途、にもかかわらず、テクノの聞こえ方が段違いで耳掛けも痛くならないし、いいアイテムを手に入れられた。

前の土曜日早起きして、想い出の四つ打ちを聞きながら人出のない日本橋、大手町のオフィス街を通り抜けて皇居まで走って、皇居一周して来た道帰って最寄りのすき家で朝飯食べて

まだ10時台みたいな

初夏 皇居 土曜日 朝方 キーワードが並ぶだけで最高

 

僕はこの何年かなるべく夏の一曲を決めてて、

なんとなく見ていた映画『ゼロの未来』のメインテーマで最近久しぶりにどハマりした曲が

今年のサマーソングに決定

酒を止めて、すこーしだけ世界に対しての疎外感を感じていることも投影して、今年の曲っていう感じで。

曲がいいのは言わずものがな、映画の内容ともリンクして味わい深いっていうか映画でこの曲の使い方がめちゃくちゃ素晴らしかった。

このアンニュイな歌声とゆるふわな演奏を夏の真昼間の街中で聞いたら白昼夢ですな

見るからに繊細なトムヨークが歌うオリジナルもいいけど、こういうセクシーでイケてる女性が内省的な歌を歌う構図がまたいい

っていうかso very special は歌ってるあなたじゃん、みたいな

 


CREEP - Karen Souza

Essentials

Essentials

 

 最後の曲『smooth operater』 のアレンジも痺れる。

 

禁酒90日目 Smokin'

今日で禁酒90日達成!! 3ヶ月をひとつの区切りにしていたので嬉しい。

次は100日目と半年ですかね。ジョギングも土曜に20km走れたし、いい感じ。

 

ゴールデンウィークで合計100km走れた。ジムも3回行けた。

走るか筋トレをするか映画を見るか友人と会うかといういい感じの休みだった。

アニーホール

ツインピークスエピソード7まで

マッドマックス1、2+マッドマックス怒りのデスロード

真実の行方

バタフライエフェクト

ビジット

ゲーム

 

 

アニーホールいいですね。

アニーの歌が流れるシーンは今思い出してもしんみりする。

 

今月でタバコを止めて丸6年を迎えた。

禁煙のプロセスを経験しているので、今回禁酒をするにあたっての依存、習慣をなくす気持ちの整理的なところは横回転で対応できていると思う。

まずは頭で理屈とデメリットをしっかり理解して、洗脳を一度リセットして、日常の記憶を、酒やタバコがなくなってからの日々で上書きしていく作業は、共通しているように思う。

自分たちが今生きている現実は、無数にある宇宙のひとつのようで、時間が進むに従って、違う選択肢を選んだ平行世界が生まれ続けているという事が、科学的な考え方であるようです。タバコをやめられなかったパラレルワールドにいる自分は、酒をやめようなんて1mmも思わないんだろうな

タバコを止めてからブクブクと太り、60キロから一時は76キロを超えていた体重もこの3年くらいで63キロまで落とし、ダイエットもまあまあな感じで続けられている。

 

今はひたすらジョギングと縄跳びと筋トレを繰り返そう。

タバコと酒をやらずに運動しまくっている30代、というあちら側から見たパラレルワールドを自分は今生きている。

 


Humble Pie - C'mon Everybody

 

禁酒82日目 もう少しでジョギング目標達成

3月116km 4月123km 5月の目標取り敢えず100km越え。

ジョギングの目標10km55分台は4月にクリアできた。長距離の方は日曜20km目標で走ったんだけど荒川土手を走る無遠慮の自転車達に萎えまくって18kmまでしか走れなかった。でも今週土曜か日曜にリベンジする予定。

筋トレは順調に継続していて、あと1ヶ月すれば6パックになるんじゃないかとの予感。そして6月後半か7月頭からボクシングを始めようかと。

飲酒欲求は思い出して覚えているほどのものは無くなってきたし、飲酒欲求を意識することを意識しないようにする段階にきている。

 

最近走るにしても筋トレするにしても改めて体を動かすことの重要性を感じている。

パソコンを触っていれば人と金が動いて経済が成り立つヴァーチャルな世界はまるでマトリックスみたいだ。

走ったり筋トレをすると、この歳でなんでこんなキツいことしなきゃいけないのと思うくらいマジでキツい。けどキツいのはリアルな実感だ。更なるリアルを求めてブン殴ったりブン殴られたりしたい、ファイトクラブのように。

 

何てわかったような事を初対面の人にも普段いきなり話して、あー痛い痛い。

 

五月の夜はこんな曲を聞いていたい。

 


A Little Warm Death - Cassandra Wilson

 

 

禁酒71日目 I want to be your man

禁酒をスタートしてから71日目を迎えた。この間に20日くらいは飲み屋へ行っていたと思う。

初めの頃は酒を飲んでいた時と同じ気持ちで飲み屋を過ごしていたのが、やっぱり勝手が違うので、目指すものが変わってきた。

話題がいい感じにスイングして、話が聞き取れるくらいに程よく周りがガヤガヤしていて、料理は美味しいし椅子は座り心地よし、みたいなリラックスできる環境ならもはや喰い気味で行きたい。そして安居酒屋で2時間誰かの愚痴に付き合うっていうのは素面では出来るだけ避けたい、っていうかこっちが飲まないし酔わないから自然と声がかからなくなる。

こういう価値観が分かる相手とは飲みに行きたいと思うし行ったら実際楽しい。

先週の日曜に友人と友人の親族と近所へ飲みに行って、完璧なマルゲリータというメニューがあるイタリアンでうまーい飯といい感じの会話を楽しみつつ、4軒目に男女4人でおかまバーに行ってもウーロン茶でいい感じに過ごしていた。

この日初めて会う友人の友人が美人だったが踏み込んだ話ができなかった。

踏み込んだからといって何が起きたわけじゃないけど、そういう場面で酒の勢いを借りれないことが唯一見付けた禁酒のデメリットかもしれない。

 

 

www.youtube.com

 

ドヤ顔でここまで言えるようになりたい。 

 

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ