飲まずに2ヶ月まで来た。恐る恐る歩み始めた日々だけど数字が積み重なってきている。
振り返れば通過点に過ぎない、とは後で思うことだと思うけど、2ヶ月。
禁酒の記録として続きを
《 初期② 》31日目 〜 60日目
始めの1ヶ月と比べ、この1ヶ月の体感時間は長く感じた。
始めのうちは、酒のある生活と違う生活を送る事になり、新鮮な発見が生まれてある意味楽しかったというか、新生活を始めた時の周りの環境に馴染むまでの時間のような慌ただしさがあった。
1ヶ月の禁酒というのは、生活に違った目線をお手軽に与えるレジャーとして位置付けられるのではないかと思えるくらいに。
禁酒生活が板につき始め、飲みの場で知人にも酒を勧められなくなり、酒を飲まないことが日常になる兆しを見せているけど・・・昼間の公園で飲んでいる人を見ると、単純に羨ましいってことではないんだけど、もやもやした気持ちで見てしまう。まだ酒飲みの感情の残りカスが体に残っているような感じはしている。
この1週間は気分の浮き沈みが激しく、落ち込みダークな感情を発散したくて今までにない飲酒欲求が生まれた。
僕は飲み屋自体は好きなので、仕事終わりに誘われしばしば飲みに行くのだけど、
今週初めにふと、酒を飲んで盛り上がっている同僚を見て、ホッピーの外を片手に自分はなにをやっているんだろうと、一瞬疎外感を意識したところから感情の下り坂が始まった。
翌日寒く雨が降り、仕事であまり良くないことも起き、自分の芯が少し揺れた。
ジョギングもちょっとやりすぎた感があり、体の疲れが残っていることもネガティブに気持ちが振れる影響をしていたと思う。
今振り返ればいっときの感情が下がっているところだったと思えるけど、3日間くらいこれは長引きそうな谷間になるんじゃないかと不安になった。
ダークさに捉われ塞ぎ込んでしてしまう前に、鬱々としている原因を分析して、自分を客観視出来ているうちは大丈夫。と自分に言い聞かせ乱れたフォースを整えた。
自分のマインドも、ここまで禁酒出来たし、2ヶ月コンスタントに走っていた事に対する満足感みたいなものが顔を出し足を引っ張りだしてきた。
この満足感は、当たり前のことながらまだ自分は何にも成し遂げてはいない事を振り返り冷静になれた。
そして最近『自分なら節酒が出来るんじゃないか』とか『俺は意志が強いから大丈夫』みたいな事が頭をかすめる。干からびた小悪魔復活状態に突入
断酒会や医者に行かない僕は禁酒ブログの皆さんが道標になっている。
プロセスに例外は無く、お酒を止めたみなさんが辿るように最初の山がやってきた。
これは山である事が認識できているので、登り方を真似して対処しようと思う。
これから40年近く生きるとして、40×12ヶ月で480ヶ月 480ヶ月分のうちの2ヶ月だからゴールは後478ヶ月後 な、ながい。。