禁酒32日目 ここまでの変化など

先輩方を見習い、一生懸命ブログ書きまくるぞー!と思っていたけど、難しいですな。

いまの禁酒初期段階での記録。

僕は禁酒までのステップとして、一応心療内科へ行き、アルコール依存症よ。と診察を受けて、アルコール依存症についてちょっとだけ調べたのが3年前くらい。で、そこから心のどこかに酒をやめたい、という気持ちを持っていて自分の中で段階的に酒の執着を減らすようにしていた。

こんな感じで

1 ビールに執着しない

ビールは誰でもおいしく感じるし、起き抜けだろうがいつでもライトに飲める酒だから、折角酒を飲むならもっとディープなものを飲むべきだ。何より今までビールを散々飲んだからこそ前向きな飛び石理論で新しい酒の可能性を試すべきだ

と思い至り、ビールとバンバン流れるビールのCMや広告の引力から少し離れられた。

2 冷えは万病のもと

尊敬するピーターバラカンさんがラジオでそう仰り【冷え良くない信仰】が芽生えた。

氷のたくさん入ったサワー、ハイボールなんかは飲みやすいけど飲めば飲むほど酔いと相反して身体の芯は冷えてくる。そして翌日下痢をする。この事を気持ち的に望まなくなり、真夏にクーラーがガンガンの飲み屋で氷ガンガンの冷えた飲み物〜?? え〜、体に悪いよ〜

3 美味しい酒は高い

そして、ワインや日本酒に、ウイスキー、テキーラなんかの蒸留酒を以前より好んで飲むんだけど、炭酸でも氷でもなしの味集中システムで飲むと、美味しいと感じる酒は高い、でもまずい酒を我慢して飲みたくない。だから高い酒を飲む。稼ぎは良くないから金がなくなる

でもまずい酒を飲みたくない。だから安くない酒を飲む。そして金がなくなる

 

こういう下地があった状態で彼女もいなくなり、最悪な出来事も起きて、ほんの小さく灯っていた断酒の道に歩み出すこととなった。

 

《 超初期 》1日目 〜 10日目頃

3日目くらいまではなんとなーく酒をやめてみようかなー、くらいに思っていて、

ブックオフになんとなーく立ち寄ってみたら、のちのバイブルこと禁酒セラピーを見つけたので、購入した。

6年前くらいに酒の飲み過ぎで十二指腸穿孔になってしまい、入院したことをきっかけに禁煙したんだけど、その前に禁煙セラピーを読んでいたことで、タバコを何故吸いたいと思うかの理屈を頭で理解できていたから、苦しみながらもタバコを辞められた。

という経緯があったので、体験から、今回の禁酒もカー師の導きに従うべくバイブルを読んでは意味を反芻して、読んでは反芻して、、、少ーしずつだけど禁酒のマインドが出来上がってきた。

同時に禁酒ブログの先輩方のブログを見て、知識をつけてアルコールと向き合う大切さを皆さま説いておられたので、バイブル、なだいなだ『アルコール問答』、仮屋暢聡『危ない呑み方・正しい飲み方』この3つでとりあえず観念的なところと、実害の知識を学び、アルコールに対して立ち向かえるように意識付けた。

そして、新しい知識を知ったことや洗脳が解けたんだ!と気分がかなり高揚して禁酒の素晴らしさ、禁酒のメリットなどを熱く人に話すも、やはりバイブルに書いてあるように他人に話すもんじゃない。バイブルはいつも正しい。

何日か過ごす中禁酒を始めたこの決断は間違っていない!と確信した気になる。

《 初期① 》10日目 〜 30日目

上りがあれば下りがあるように、自分史上最大のチャレンジをしているという高揚感、全能感は消えて、ただの禁酒を始めただけの日常になった。

ただ、飲み習慣をうち消す意味合いでもあった、週末のジョギング、スポーツセンターの筋トレを繰り返していくうちに、

週末が非常に楽しみになってきた。はたから見れば、奥さん子供はおろか恋人もいない、酒も飲まない33歳のおじさんが、己の肉体を追い込んでいくのが日々の楽しみって言っちゃってて、ちょっと気持ち悪いよね。

でもこのまま3ヶ月以内にジョギング20キロ&10キロ55分台を目指して、クリアしたらボクシングを習い始めようと思っている。その歳で初めての格闘技ー?? と言われようと、何歳からだって何にでもチャレンジできるんだ。いま禁酒を始めたみたいに。

昨日は自己新記録の14キロが走れた。走りながら日本語ラップを聴いていた。

リズムに乗りながらイケてるラップに乗り、景色が流れる。乗ってると疲れが気にならなくなって脳からなんらかの物質が出ているのがわかる。

いやいや、酒飲むよりぶっ飛べるわ。最高。