禁酒565日目 数字が語る

去年の9月から自営業として動き始めて、1年になる。

1年間365日、365日分は大きな借金もしないでなんとかやってこれた。

2年目の見通しは、いいとは言えないけど今の状態なら前向きに進めそうだ。

ときに身の程知らずなビジョンを計画する事もある。

商売始めて、365日、この日数はたかが1年の通過点の数字かもしれないけど、

商売始めた人ならわかる、最初のふるいにかけられた結果を語る数字だ。

 

ナイキのアプリで計測したジョギングの総距離が1500キロを超えた。

春先の滅茶苦茶気持ちがいい時に走る事もあれば、

走りたくない自分を無理やり走らせている時もある。

そんな自分の気持ちを、今まで1500キロ走ってきたんだから

5キロ、10キロ走るなんて余裕っしょ、と数字が自分を後押ししてくる。

 

酒を飲まずに565日、実は最近でも飲みたい衝動がある時がある。

飲みたい気持ちが浮かんでは消え、浮かんでは消してという作業を続けてきた565日、

今日は特別な日だからいいでしょ、という誘いもいつものように断る。

葛藤を呑み込んで継続してきた数字の重みが、誘いを断る言葉以上にもの語ってくれる。

 

酒をやめる1年何か月か前までこれらを全て持っていなかった。

始めようと思わなければ、少しも叶わなかったと思えば、

それぞれ、その筋を極めている人にとっては取るに足らない数字でも、

努力が嫌いで飽きっぽい自分にとっては無形の財産になっていると思える。 

 

禁酒508日目 ブレーキが利かない車の夢

運転している車のブレーキが利かずに突き進んでしまう、という夢をたまに見る。

前々から見ていたものなんだろうけど、自営業を始めて少し経った頃にそういう夢を見て、印象的だったので人に話したことを覚えている。

去年の9月からスタートした今の仕事も、始めてからしばらく経ったな。

春先までは結果が出なくて苦しかった、暇な日が出来る度に焦りがあった。そんな時も車の夢を見たような気がする。

間違った道に進んでブレーキのかけどころが分からなくなっているような、普段は隠れている深層心理が夢に出てきたんだと思った。

自営業に加えて、3月頃から委託の仕事を縁あって始めた。やっと先月位から一息つけた状態にはなったけど、何か月か続いた一日何百円までしか使えないという生活は、入金の予定のない減る一方の残高を見る度に、破綻への緊張感があった。

反面、追い詰められた状態での節約の追求というのは、パズルのようで楽しくもあった。これは僕がマゾ気質だったのが幸いしたと思う。

ダブルワークをしている現状は、自営の方も蒔いた種が少しずつ咲き始め、打って変わって大忙しになり、スケジュールを組み合わせて頭を切り替えまくって立ち回って金を作っていく、という刺激が多い日常に変わった。

今日、何件か続いた外出の際に、今の状況と車の夢のイメージが重なった。

でもそれは、芽が出なかった時のネガティブなものじゃなくて、ブレーキが壊れた状態で進んで仕事をこなし続けていく位じゃないと、今のやっている事が追い付かないようなイメージだった。

環境が変われば、夢から受けるイメージも変わる、なんて事を思いました。

 

アル中御用達のあの酒も、国が変わればトレンディーな飲み物に変わる

 

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 180円くらい。高い!!

 

 

禁酒480日目 運動の状況 PART2

運動の記録の続きを
酒をやめてから行ったジョギング、筋トレの現段階でのまとめ
 
・ ジョギング
2016年  753.9km
3月 116.6km  6'08/km
4月 123.5km  6'07/km
5月 138.1km  6'12/km
6月 104.1km  6'20/km
7月 *63.1km   6'08/km
8月 *48.0km   6'23/km
9月 *45.1km   6'03/km
10月  *66.0km   6'20/km
11月  *27.1km   5'45/km
12月  *22.3km   5'22/km
 
2017年  297.3km
1月 *50.7km   5'55/km
2月 **5.0km 6'59/km
3月 *76.5km   5'56/km
4月 *47.1km   5'53/km
5月 118.0km   6'06/km
 
冬はキツかった。寒さと怪我でサボりまくっていた。
夏も夏で日中に走ると熱中症になる予感がしてビクビクしながら走っていた。
初期はもう、酒を飲みたい自分を振り払うように無理やり走っていた。それからも結構義務感で走っていたけど、今年の3月からは仕事の気分転換として走るようになってきた。
体がすっきりすると、やりたくない仕事でも手を付けようという気になるので、
いい循環が起きている。
1カ月80キロくらいをコンスタントに走って、年末のハーフマラソンに向けて準備をしたいな。
 
全力で走る事もあと何年くらい出来るものなのだろうかと、ジョギングをしながら時に考える。
身体を動かす快感も有限なものかと思うと今が貴重に思う。
 
・ 筋トレ
夏頃に行っていたジムは事情があって退会して、近所のスポーツセンターに週に2回で行っている。
肩が上がらなくなるとか、捻ったりして怪我する事に対して怯えるように筋トレをしている。
アベレージで月平均6回くらい、3月から15カ月で90回くらいは行ったかな
それでも体脂肪は18%台。ズボンは28インチで入るんだけど
体重66キロの18% 12キロ弱の脂肪はどこにあるのだろうか
 
自営業の自分にとって、明日の仕事を飛ばす事は生活ができなくなる事を意味している。
二日酔いで体調不良なんて以ての外だし、出来るだけ病気をしないようにしたい。
そう思うと、健康でいること自体が生活の糧となり、
酒を飲まない事が自分自身を継続させる存在意義になるのかな
 
 
 
Gregg Allmanが亡くなった事は結構ショックがあった。

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本当に名盤だと思います。素晴らしいアルバムなので未聴だとしたら是非 
レイド・バック

レイド・バック

 

 

 

禁酒413日目 春

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先行きの見えなかった冬が過ぎ、仕事にようやく兆しが見えてきた

近所の桜もつぼみが出てきたな

飲まずに過ごせるさ、この季節だって

 

冬の切れ目に美しいこの曲を

 

禁酒389日目 ハーフマラソン大会

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昨日、初のハーフマラソン大会に出場してきました。

タイムは2時間15分台というまだまだな記録でしたが、普段漫然としたジョギングになりがちだったので、2時間を切るようになりたいという目標が出来ていい刺激になりました。

それにしても、10000人以上が21キロ先のゴールを目指すためだけに集まって、全員が同じ反復運動をする。というのは集団の中の一員になると、自分が肉体だけの機能になったようなトランス感がありますね。

今回アップダウンが大きいコースで、これでもかというくらいの上りの時に周りを見渡して、きついのは自分だけじゃないと思うと他者とのつながりを感じれたし、タイムを追ってみたいと思うようになった事も含め、マラソン大会の魅力が少し分かりました。

 

未だ酒を飲み続けていたとして、大会に出たかどうかはわからないけど、禁酒前なら間違いなくマラソン後の打ち上げを本番に考えていたと思う。 

昔からの友人と3人で出場したこの大会で、終わった後食事をしながら大会の感想やお互いの近況、仕事の話を大盛り上がりで話して夕方前に早々に解散した。体の疲れを癒すことを大事にして翌日に備えた、全員一滴も飲まずに。

年を取っていけば共通項も段々となくなり、たまに会ってもお互いの距離が離れている事を認識するだけ、昔の想い出話を肴に気まずい思いを酒で流す。なんて、寂しい話もよくあるところ、こんな旧交の温め方を出来る友人がいる事に自分が幸せだと思えた。

膝が痛い。

 

禁酒383日目 格言

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 昨日見つけた2ちゃんねるの書き込みより

この格言自体も書き込みをしている人の解釈にも心を動かされました。

酒をやめようと思った初めの頃を思い出して、また今の仕事の姿勢や思うところに重なり、

胸に響いています。

  

 

禁酒377日目 今どきの若者は

年始の話題だったので今更感がありますが、このニュースが気になっていました。

 

www.zakzak.co.jp

 

女性では“お酒NG”がどの年代も4~5割ほどとなった。一方、男性では60代で“お酒NG”なのは25.0%にとどまったのに対して、20代男性は39.8%が“お酒NG”であることがわかった。

 

民間の会社がインターネットでアンケートを取っているので、結果はあくまで一面的な見方として、という感じだけど、人数を捕捉しなくとも確実に今どきの若者の酒離れがあるんだろうな。

今は自営業で若者と接する機会は少ないけど、勤めていた会社では実感として、おっさんたちと比べて若手の酒好きはあまりいなかったような。

 

 

好きなミュージシャンで若者二人


【Rei】PLAYS... Big Bill Broonzy / Hey Hey

 


iri - Night groove | Sofar Tokyo

 

Reiは24歳 iriは22歳か23歳!でこの完成度!!

ブラックミュージックを普通に消化している新時代の才能をビシビシ感じる。

 

酒を飲まない若者が増える。海外にそのままいけるような才能を持ったシンガーソングライターが何人も生まれている。

自分が若手だったころ、高々10年前と比べても時代は変わっていて、今まで存在しなかった価値観が生まれ続けているから、生きてく中で出会う新しい才能や変化への驚きはこれからもあり続けるんだろうな。

 

僕は3月で34歳になる。今どきの若者と比べればいいおっさんだけど、それでも追いつける範囲で世の中の新しいものを知り続けたい。健康で、新しいものにも気後れしないメンタルを持っていたい。

今は酔っ払って昔の仲間と懐古するよりも、新しいものと古いものの狭間で、シラフで価値を見定めたい。

 

 

10年前、自分の23,4歳の頃は高円寺で70年代のロックのLPを漁っていた。

時に吐しゃ物が長髪とブーツについたままで。

 

AT FILLMORE EAST [12 inch Analog]

AT FILLMORE EAST [12 inch Analog]

 

  このLPは聴きまくった。1月の訃報、Butch Trucksに合掌