禁酒480日目 運動の状況 PART2

運動の記録の続きを
酒をやめてから行ったジョギング、筋トレの現段階でのまとめ
 
・ ジョギング
2016年  753.9km
3月 116.6km  6'08/km
4月 123.5km  6'07/km
5月 138.1km  6'12/km
6月 104.1km  6'20/km
7月 *63.1km   6'08/km
8月 *48.0km   6'23/km
9月 *45.1km   6'03/km
10月  *66.0km   6'20/km
11月  *27.1km   5'45/km
12月  *22.3km   5'22/km
 
2017年  297.3km
1月 *50.7km   5'55/km
2月 **5.0km 6'59/km
3月 *76.5km   5'56/km
4月 *47.1km   5'53/km
5月 118.0km   6'06/km
 
冬はキツかった。寒さと怪我でサボりまくっていた。
夏も夏で日中に走ると熱中症になる予感がしてビクビクしながら走っていた。
初期はもう、酒を飲みたい自分を振り払うように無理やり走っていた。それからも結構義務感で走っていたけど、今年の3月からは仕事の気分転換として走るようになってきた。
体がすっきりすると、やりたくない仕事でも手を付けようという気になるので、
いい循環が起きている。
1カ月80キロくらいをコンスタントに走って、年末のハーフマラソンに向けて準備をしたいな。
 
全力で走る事もあと何年くらい出来るものなのだろうかと、ジョギングをしながら時に考える。
身体を動かす快感も有限なものかと思うと今が貴重に思う。
 
・ 筋トレ
夏頃に行っていたジムは事情があって退会して、近所のスポーツセンターに週に2回で行っている。
肩が上がらなくなるとか、捻ったりして怪我する事に対して怯えるように筋トレをしている。
アベレージで月平均6回くらい、3月から15カ月で90回くらいは行ったかな
それでも体脂肪は18%台。ズボンは28インチで入るんだけど
体重66キロの18% 12キロ弱の脂肪はどこにあるのだろうか
 
自営業の自分にとって、明日の仕事を飛ばす事は生活ができなくなる事を意味している。
二日酔いで体調不良なんて以ての外だし、出来るだけ病気をしないようにしたい。
そう思うと、健康でいること自体が生活の糧となり、
酒を飲まない事が自分自身を継続させる存在意義になるのかな
 
 
 
Gregg Allmanが亡くなった事は結構ショックがあった。

www.youtube.com


本当に名盤だと思います。素晴らしいアルバムなので未聴だとしたら是非 
レイド・バック

レイド・バック

 

 

 

禁酒389日目 ハーフマラソン大会

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昨日、初のハーフマラソン大会に出場してきました。

タイムは2時間15分台というまだまだな記録でしたが、普段漫然としたジョギングになりがちだったので、2時間を切るようになりたいという目標が出来ていい刺激になりました。

それにしても、10000人以上が21キロ先のゴールを目指すためだけに集まって、全員が同じ反復運動をする。というのは集団の中の一員になると、自分が肉体だけの機能になったようなトランス感がありますね。

今回アップダウンが大きいコースで、これでもかというくらいの上りの時に周りを見渡して、きついのは自分だけじゃないと思うと他者とのつながりを感じれたし、タイムを追ってみたいと思うようになった事も含め、マラソン大会の魅力が少し分かりました。

 

未だ酒を飲み続けていたとして、大会に出たかどうかはわからないけど、禁酒前なら間違いなくマラソン後の打ち上げを本番に考えていたと思う。 

昔からの友人と3人で出場したこの大会で、終わった後食事をしながら大会の感想やお互いの近況、仕事の話を大盛り上がりで話して夕方前に早々に解散した。体の疲れを癒すことを大事にして翌日に備えた、全員一滴も飲まずに。

年を取っていけば共通項も段々となくなり、たまに会ってもお互いの距離が離れている事を認識するだけ、昔の想い出話を肴に気まずい思いを酒で流す。なんて、寂しい話もよくあるところ、こんな旧交の温め方を出来る友人がいる事に自分が幸せだと思えた。

膝が痛い。

 

禁酒383日目 格言

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 昨日見つけた2ちゃんねるの書き込みより

この格言自体も書き込みをしている人の解釈にも心を動かされました。

酒をやめようと思った初めの頃を思い出して、また今の仕事の姿勢や思うところに重なり、

胸に響いています。

  

 

禁酒377日目 今どきの若者は

年始の話題だったので今更感がありますが、このニュースが気になっていました。

 

www.zakzak.co.jp

 

女性では“お酒NG”がどの年代も4~5割ほどとなった。一方、男性では60代で“お酒NG”なのは25.0%にとどまったのに対して、20代男性は39.8%が“お酒NG”であることがわかった。

 

民間の会社がインターネットでアンケートを取っているので、結果はあくまで一面的な見方として、という感じだけど、人数を捕捉しなくとも確実に今どきの若者の酒離れがあるんだろうな。

今は自営業で若者と接する機会は少ないけど、勤めていた会社では実感として、おっさんたちと比べて若手の酒好きはあまりいなかったような。

 

 

好きなミュージシャンで若者二人


【Rei】PLAYS... Big Bill Broonzy / Hey Hey

 


iri - Night groove | Sofar Tokyo

 

Reiは24歳 iriは22歳か23歳!でこの完成度!!

ブラックミュージックを普通に消化している新時代の才能をビシビシ感じる。

 

酒を飲まない若者が増える。海外にそのままいけるような才能を持ったシンガーソングライターが何人も生まれている。

自分が若手だったころ、高々10年前と比べても時代は変わっていて、今まで存在しなかった価値観が生まれ続けているから、生きてく中で出会う新しい才能や変化への驚きはこれからもあり続けるんだろうな。

 

僕は3月で34歳になる。今どきの若者と比べればいいおっさんだけど、それでも追いつける範囲で世の中の新しいものを知り続けたい。健康で、新しいものにも気後れしないメンタルを持っていたい。

今は酔っ払って昔の仲間と懐古するよりも、新しいものと古いものの狭間で、シラフで価値を見定めたい。

 

 

10年前、自分の23,4歳の頃は高円寺で70年代のロックのLPを漁っていた。

時に吐しゃ物が長髪とブーツについたままで。

 

AT FILLMORE EAST [12 inch Analog]

AT FILLMORE EAST [12 inch Analog]

 

  このLPは聴きまくった。1月の訃報、Butch Trucksに合掌

 

禁酒368日目 ビールは

お題「断酒」

僕は数年前にタバコをやめて、現在は断酒をしている。

タバコは、やめる前には逆風だった嫌煙風潮が、いざやめてみると追い風になったのを実感した。

酒に関しては、世間的には少量の酒は健康になるといった間違った情報もいまだに氾濫しているし、飲酒文化がひっくり返る事は当分はないんだろうな。

これは考えすぎかもしれないけど、酒会社がスポンサーになっているテレビ番組で、飲酒運転の事故が取り上げられていた時に、事故の問題が飲酒運転の非難ではなくガードレール云々と言っていた事に違和感を感じた。

 

携帯で、ビールはと打ったら以下の予測変換が、

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別の日の予測変換 ちょっと違う

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これは、陰謀論

iOSのデフォルトでこれなので、ビールにはポジティブな言葉が続く事が多いのが、予測変換に蓄積されているんだろうな。世間の酒に対しての愛情は、酒をやめたからこそ根強く感じます。

欧米のように泥酔はほぼ犯罪扱い、みたいになれば今よりももっと後ろを振り返らずに走り続けられるのに。

まー、自分が変わったからといって自分の思い通りに世間が変わるわけはないよね。

 でも、変わってほしい!社会の為。なんて建前はおいておいて世界が僕の為に!!

 


Nas - The World Is Yours (Official Music Video)

禁酒365日目 禁酒一年でここまでの思うこと

酒を飲まずに1年を迎えるにあたり、ここまでの思ったことを一度振り返っておこう。

 

始める前まで、自分を意志が強いと思ったことは一度もなかった。

酒をやめることは単純な意志の強さの問題にしないで、酒を飲まなくてもいい考え方に変えることが重要に思う。

振り返ってみると、初期に「禁酒セラピー」「アルコール問答」を読んだ事は非常に有用だった。

「禁酒セラピー」に関しては、読むだけでやめられる。その根拠は、本によると実際のセラピーを受けた人ほとんどが酒をやめられている。アマゾンのレビューでもこれを読みやめられた人が多く、禁酒ブログで禁酒を継続している人も勧めている人が多い。

という客観的な事実だけ見て、内容に疑問を持たずに読むことが重要だった。これは固定観念を変化させる洗脳、自己啓発的な要素が非常に強いから。

 

飲酒は文化だから酒を飲む行為自体に意味がある、という考え方を「アルコール問答」は変えてくれた。

メソポタミア文明からビールは存在したかもしれないけど、酒の絶対数が少なかった昔は、ごく一部の貴族などを除けば産業革命前までアルコール乱用は世界に存在しなかった。アルコール依存症は近代的な病気で、日本に至ってはこの100年以内に顕在化した病気だという事だった。酒自体は、ハレの日や祭祀の道具としての文化的な意味はあれど、アルコールを日常的に摂取し続ける生活文化なんて古来より存在していなかった。

 

感情的な部分は、禁酒ブログを読み何年と継続する先輩方の初期のブログをみて、自分と重ね合わせたり、酒害を丁寧に書かれているものを読み知識をつけた。

また、ブログを始めてアウトプットするにあたり、アルコールと自分についての距離や今までの付き合い方を考えることとなり、その作業が禁酒を続ける意味を、より深める事になっていた。

この1年、当然、飲んで滅茶苦茶になりたいと思った時も、周りが酒を飲んでいる時になんで自分だけ飲めないんだろうと、逆切れするような感情を持ったことは何回もあったけど、

アルコールの害、アルコールを摂取したいと思う仕組み、依存症とは何か、という知識を持っていたので、その感情を理屈で分解する事が出来た。

酒を飲まない人生って何が楽しいの?という質問には、禁酒を始めて僕は20キロ走れるようになった。体力が下がれど上げ続けることは難しくなっていく30代以降、体力を付けていき若々しく人生を過ごす方がよくない?と逆に質問を持つように変わった。

 

それでも、自分の気持ちなんて明日にはどうなっているかわからない、という部分もまだまだある。歩いて3分の所にコンビニはある。いまだに酒を勧めてくる人もいる。

けど、その一杯を飲まないことを365日続けられた。

そんな飲まない生活を継続させるこれからの自信は、今までの継続させた時間しか与えてくれないという事が、この1年でわかった。

  

出来なくなった事も書こう。

酩酊する事がゴールの酒を飲むことが多く、泥酔してワケが分かんない状態になって脳細胞を壊す快感や、酩酊した状態で音楽を聴いたり踊ったりする事が大好きだったので、そういう選択肢は無くなった。

酩酊の中で色んな音楽の本質に触れられた事や、人と分かり合えたことが少しだけだけどあったと思う。そんな想い出や体験は、自分を構成しているパーツなのは間違いない。

でも、酒をのまない生活に変わったのなら出来ない選択肢も出てくるものなんだと、1年過ごす中で気が付けば割り切っていた。

  

去年は何をしていたかと思い巡らせても、どの季節にも酒がなかった日々が始まる。

明日からようやくビギナーを抜け出せるかな。気負いすぎずこの最初の1年の気持ちを忘れず、自分なりの生活を続けていきたい。

 

 

最後に、アクセス解析を見るとこんな末端のブログにだって、「禁酒」なんてキーワードから辿り着いた人がいる。

もしも酒をやめたい人がこのページを見てくれていれば、ほんの1年酒をやめただけの自分だけど伝えたい。

今少なくとも365日分を僕は先に進んでいるけど、そちらが10000日を迎えた頃には、365日分なんて誤差の範囲でしかない。

不確かな自分を持て余している事も、この先少なくなれど完全に無くなる事はないと思う。

そう見たらお互いの状況は同じ。

 

 

飲まない生活を始めるなら、変わろうとするなら、一緒に頑張りましょう。

 


RC Succession Wakattemoraerusa 1976.12.1

 

この歌の良さが いつかきっと君にも
わかってもらえるさ
いつか そんな日になる
ぼくら何もまちがってない
もうすぐなんだ

気の合う友達って たくさんいるのさ
今は気付かないだけ
街で すれちがっただけで
わかるようになるよ

いつか君にも会えるね
うれしいしらせを
持っていってあげたいんだ

 

 

清志郎の歌が40年経って届くこともある。

酒をのまない生活もいつかわかってもらえるさ。